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複数のパソコンのthunderbirdを同期させてみた

thunderbird3が出たのをきっかけに、事務所のパソコン(WindowsXP)と自宅のMacでthunderbirdを同期させることにしました。
(別にver2でできないわけではないので、なんとなくです)

twitterでつぶやきながら作業していたら、
「gmailに移行しなさい」というとても合理的なおすすめをスズキ与太郎さんにいただいたのですが、
僕の場合、メーラー(thunderbird)をToDo管理のツールとして活用しているので、
(「受信ボックスが空になったら終了」ってやつです)
オンライン上で同期できると便利だなーと思ったのです。

ただ、ToDo管理には色々な方法やソフトも出ていて、大半の人に取っては他の方法を取った方が全然合理的でしょう。
(※実際、前出の与太郎さんに、twitterで「Remenber the milk」という便利そうなソフトを教えていただきました)

が、僕の場合、
・そもそもToDoを登録するというアクションが続かない(むしろ登録したことで満足したり、忙しすぎて登録自体を忘れてしまったりします。+期日をつけてしまっていると、それが達成できなかった時点で急激にやる気をなくしてしまいます。。。)
・ToDoを確認する場所はせいぜいオフィスと家の2カ所(パソコン2台。そして、家ではあくまで補助的な要素)
・i pod touchでToDoを(今のところ)確認できなくてもいい
などなので、勝手にToDoが受信ボックスにたまって行くのは(空にだけなので)シンプルで良いのです。

で、実はスタンドアロンのメーラーをUSBで持ち運ぶことも考えたのですが、どうせよく忘れるのと、なくした場合のリスクが・・・あり、
結論としては、thunderbirdのメールボックスの指定を、Dropbox内にして、複数のパソコンで設定やメールを共有することにしました。

Dropboxを用いてThunderbirdのメールデータを共有を参考にしつつやりました。

Windowsでのthunderbirdのメールボックはデフォルトで、
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\
なので、
Thunderbirdフォルダを、移行先、(ここでは)
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\MyDocument\Dropbox\
にコピー。
次に、
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Thunderbird\profiles.ini
のパスを、
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\MyDocument\Dropbox\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default (←Dropboxのフォルダ構成によって変化)
に変更。
これでOKなはず。で、僕の時は実はこの書き換えをしてthunderbirdを起動してみると、
「過去のデフォルトが開かれているので、プロセスを終了するか、再起動をしてください」
とうまく起動しません。再起動してもうまくいかなかったので、
プロファイルの管理
書いてある通りに、プロファイルマネージャーを起動して、別のプロファイルを設定して、それで起動するようにすると無事起動。(対処療法で恐縮ですが・・・)

で、同じようにmacでもパスを書き換えて、指定のフォルダの同期が済んだら起動。
(僕の場合は、Windowsのthunderbirdフォルダがメインだったので、macではダウンロード同期しました)
すると、Windowsの時と、同じく起動でエラーが出たので、ターミナルから同じく別のプロファイルを設定して起動して無事起動。

うまく同期でき、環境をコピーすることができました。

・・・で、使ってみると、同期自体はうまくいったのですが、メーラーだけあって、起動していると常に更新状態なので、
仮に同期している二つのパソコンで同時にthunderbirdを開いていると、バージョン管理が入り乱れてちょっと面倒です。。。
起動した時点で色々なファイルが勝手に書きかわる上、Dropboxは(ぱっとみただけですが)フォルダ単位でのリビジョンを古いのに戻すのはできないっぽいので、
混ぜてしまったら結構多い数のファイルを手作業でリビジョンを戻さないといけなくなるので・・・です。

まぁ、そういう風な使い方を想定されているわけではないから仕方ないですよね。。。
運用上のルールとして、
・同時に開かない。
・フォルダの同期が終了するまでthunderbirdを起動してはいけない
などなどがついて回ります。。。
うーん。やってみたものの実はそんなに便利ではないかも。。。

とりあえずまぁいいか。。。

 

Comments:4

yotaro 2009-12-21 (月) 04:24

いや、だから、Gmailの受信ボックスを空にしたら完了、ってな感じで、ToDo管理すればいいんだよ。同期はその方が遙かに楽でしょ。

まして、いまやGmailもオフラインで使えるし、iPhoneだろうが、iPod Touchだろうが、それでいける。

kibe 2009-12-21 (月) 10:53

>yotaro
じつはそれも考えていたのですがそこでのネックが実は、GmailのGUI上で「処理済」に移動する操作性があんまり良くない・・・というものだったんです。。。
で、どうしようかなーと色々見ていたら、IMAPという方法があるんですね。これなら用途にあっているので、IMAPで会社ではthunderbirdで操作して、遠隔地でも同期したGmailで確認できるというのならありかな、、、です。
今やオフラインで使えるんですね。それは便利。。。

yotaro 2009-12-21 (月) 12:01

キーボードショートカットを覚えるとスゲー楽だぞ。

アーカイブ(受信箱から移動)が、「e」キーだけでできるし、本文読んでる途中なら「[」「]」キーで、アーカイブして次のメールを読む、とかできる。

iPhone等からは当然IMAPだね。

kibe 2009-12-30 (水) 16:27

結局、IMAPにしてしまいました。。。。

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