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限定的にならずに、曖昧な感じで投げかけられたら・・・『Let's go home.』について

そういえば写真冊子を発行した宣伝をしていないことの指摘を受けました。
確かに言われてみれば、熱海の会期中だったので特に宣伝らしいことしていないなーということで。


出版元・気天舎さんのホームページへのリンクです。

p-s-059.jpg


初めての人によく何を撮っているんですか?と聞かれます。
気分によって言い回しや前置きがすごく変わるのですが、
(ex.仕事か個人か、によっても変わります)
概ね最終的には、「人」に行きつきます。

で、この本を見てもらうと、「え? これって、風景ですよね」と反応されます。


まぁ、確かにその通りなのですが、僕が風景や静物を(個人として)撮るときは、
あくまで自分だったり、他の人の「心情」を表現したいと思っています。
(というか、その主観的な視線なしで、僕は自分の写真を見れない)

というわけで、結局は、僕にとってはあくまで「人」の延長であり、
広義では「人」という風に捉えています。

この本は、僕の大切な友人(先輩)の、大切な空間を撮ったものです。
だから、僕にとっては「人」なんです。人との関係性の中で生まれたものですから。

で、追記、ですが、この本に関しては、付加的なテーマも設けていて、
その友人にとっての大切に思う空間と同じものが、他の人にとってもあるとして、
この写真集を見たときに、自分の大切なものを思い起こすような感覚を持ってもらいたいな、という想いがあり、
だから、限定的にならずに、曖昧な感じで投げかけられたと(作者は)思っています。

 

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